教育方針
Educational policy

集団生活の基本を身につけ、
みんなで成長する。
幼稚園での教育は、基本的に子どもたちの遊びと生活にあります。その中で、集団生活のきまりや思いやりの心を養い、将来たくましく生きていくための基礎づくりをしていきます。元気なあいさつや、「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言えることが第一歩。着替えや⽚付けなど、身の回りのことも自分でできるようになっていきます。また、動植物の世話を通して、いのちの大切さを知ることに繋がります。
たくさんの体験が、
可能性につながる。
子どもの「心情(楽しそう)・意欲(やってみたい)・態度(やってみよう)」といった心の動きを大切にしています。自由遊びの時間では、子ども自身がやりたい遊びを選択するため、主体性が育ちます。みんなで過ごす時間(一斉活動)では、新しい知識や技術が身に付いたり、より興味関心を広げるきっかけになります。たとえ失敗しても、そこから別の方法を考えたり試行錯誤することで、たくさんの気づきや発見に繋がります。こうした体験を重ねることで、「遊び」は「学び」になるのです。できる限りたくさんの遊びと体験ができる環境を用意していきます。
成長を見守り、
一緒に喜べる大人たちがいる。
どの子にも、温かいまなざしと言葉を掛けてあげられる。幼児期には、そんな大人たちが周りにいる環境がとても大切です。見守られているという安心感があると、子どもはいっそう意欲的に活動し、それが将来大きな成長へと繋がっていきます。そして、子どもたちが楽しく活動し成長していけるよう、保護者の皆様と一緒に見守っていきたいと考えています。

教育目標
Educational goals

  • あいさつの
    できる子
  • 明るく
    のびのび
    した子
  • 思いやりの
    ある子
  • 自分から
    進んで喜んで
    やれる子
  • 興味を持ち
    努力する子
  • ねばり強く
    がんばれる子

努力している点
Efforts points

1
身近な自然と触れあう活動を大切にしています。動植物や生き物の世話から、思いやりや優しさといった心を育てます。園庭環境から四季の変化に気付いたり、野菜の栽培や収穫を通して自然の不思議さや愛情を深めていきます。
2
子どもの主体性や考える力を育むことを大切に考え、保育者も子どもたちも園生活の中で創意工夫を心掛けて、活動しています。
3
運動遊びは、健康な身体の基礎作りのために専任講師のもと、学年毎に行っています。子どもが主体的に遊び込める環境を整え、「体を動かす気持ちよさ」や「運動することの楽しさ」を感じられるように努めています。
4
異⽂化コミュニケーションの一環として、外国人講師に自由遊びの時間から園庭や保育室で子ども達と遊び、英語と親しむ機会を設けています。
5
五感が向上する幼児期に、造形遊びや科学遊び、自然物や楽器に触れる機会など、様々な遊びのコーナーを整えています。
6
幼稚園での活動の様子や保育のめあてについて、「れんらくアプリ」というツールを用いて、週2~4回を目途に保護者の皆様へ発信しています。
7
食育の一環として、自園調理での給⻝を導⼊しています。温かいものは温かく、冷たいものは冷たいうちに提供しています。幼児期に相応しい味付けや旬の食材を大切に、⻝に対する興味や関心を高め、麺類や汁ものなど、献立のバリエーションも豊富です。

食育・給食
dietary education & School lunch

平成26年1月より自園での調理給食を始めました。献立や栄養、食材の安全への配慮はもちろん、アレルギーのお子さまにも対応の献立を作成しますので安心してご利用いただけます。
※給食は、午前保育・園外保育の日を除きます。

給食のねらい

栄養士さんが給食を作っている様子を実際に見ることで、給食をより身近に感じ、⻝への興味・関心が高まることを期待しています。⻝材の恵みに対する感謝の気持ちを知り、「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをきちんと言えるようにすること。そして、出来たての給食を、先生や友だちと⻝べる嬉しさや楽しさを感じてもらえるよう取り組んでいきます。また、箸の正しい持ち方や、⻝べているときに歩き回らないこと、⻝事の前にトイレを済ませることなど、年齢に応じたマナーも教えていきます。給⻝当番では、先生と一緒に盛りつけや配膳をする、給食の準備や⽚付けの経験を通して、生活力を育んでいきます。